2009年11月29日日曜日

2009.11.23 アンサンブル室町

東京芸術大学 准教授の、ローラン・テシュネ様とお会いしました。

日仏芸術文化協会開催の「ドンペリと銀座 九兵衛の会」でお会いした、ドンペリ大使グレゴワール・ポワトヴァン様のご紹介です。

テシュネ様は現在、「アンサンブル室町」というプロジェクトを手がけていらっしゃいます。

これは、日本の和楽器(琴、尺八、三味線etc.)と、フランスの古楽器(チェンバロ、バロックバイオリン、バロックチェロ、リュートetc.)を組み合わせて、新しい音楽表現を行なっていくという、とても興味深い試みです。

お話を伺ってみて、テシュネ様のお考えと、当協会の理念とに相通じるものがあると感じました。
日本とフランスの芸術文化の交流や、才能ある若いアーティストの育成は、お互いに大切にしている事です。
今後、なんらかの形で手を携えていければ・・・と考えております。

演奏の模様が、アンサンブル室町のブログでも見られますが、その内の一つを貼っておきます。



実は、この日より前に、東京芸術大学でのアンサンブル室町のコンサートに伺いました。
その際、とても嬉しい事がありました。

2006年に、当協会はフランスで、子供達によるお琴と尺八のコンサートを開催しました。
日本からは17名の子供が参加したのですが、その内の一人だった子がアンサンブル室町の受付にいたのです。
”谷口さん”と声をかけられました。驚いて顔を見ると、成長したあの子でした。
今は東京芸術大学の学生だそうです。今もお琴の演奏をされているとの事。
自分が今まで行なってきた活動が、実を結んだように思えて、とても嬉しい出来事でした。

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