2013年5月7日火曜日

ありがとう、家庭画報さん


 
 
「きれいにしているだけでは、ダメなんだ」


十数年前、「自分のダンス」を始めるきっかけでした。

それから無我夢中で踊ってきました。

足が痛くなったときは、手当をし、足がつったときは、

こすって、なでたりもしました。

下手でまわりの人たちにぶつかりました。

「ごめんなさい」と、言いながら踊り続けました。


なかなか、うまくなれません。笑い者にもされ

”しゅん”と気持が萎えた時もありました。

転べば立ち上がり、でもまた転ぶ、、、。

もうやめよう。絶対もうやめよう。


しかし、踊り続けました。


2013315日、留守電が入っていました。

「谷口さん、家庭画報6月号の1ページにご登場

していただくことが正式に決まりました」。

 

「家庭画報」。それは60年の歴史をもつ一流婦人誌。

女性だけではなく、インテリでエレガントな男性の読者も多いです。

その美しい大きな紙面、一面に登場できるなんて夢の夢でした。



5月1日、6月号の美しい重い本を手に取りました。

133頁には(日本を代表するカメラマンが撮ってくださった)自分の姿と

「ダンス」のタイトルが載っています。


「日仏芸術文化協会」 認定NPO法人


涙があふれて、とまらない。

本を両手で胸に抱きしめました。

涙がかからないように。


ありがとう 「家庭画報」さん

ありがとう 「S」さん

ありがとう 「下手なダンスを支えてくれた全てのみなさん」



「日仏芸術文化協会」は日本の最高級誌「家庭画報」さんによって

社会へまた一歩を踏み出せました。

公益法人と認証されてから13年経っていました。


これでまた、踊り続けることが出来そうです。



ありがとう。

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