「近代絵画の父」と呼ばれる、ポール・セザンヌ展へ行って来ました。
私はマティスが好きです。
そのマティスが若いころ、1899年奥さんとなけなしのお金をはたいて
勉強のためにセザンヌの絵を買いました。
題名は「3人の水浴びする女」です。
マティスの初期の絵を見ていると、構成や色使いに
本当にセザンヌの影響が強くあったのだと思います。
マティスの偉いところは、セザンヌのその「3人の水浴びする女」を
1936年にパリのプチ・パレの美術館に寄贈したことです。
私は今年、パリに見に行こうと思っていました。
それが今日六本木の「新国立美術館」に来ているではありませんか!
全部見て、出口に行ってはその絵のところに戻り
また出口に行っては、お名残惜しくまた戻り
3回も行き来しました。
私がこの絵が見たいなと思っていて、その絵に会えたのは
私の心の中にいつもフランスの画家たちがいて
知らないうちに導かれている気がします。
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