2009年11月29日日曜日

2009.11.28 軽井沢へ日帰り

日仏芸術文化協会の会員様の別荘へお邪魔してきました。

この会員様は、当協会主催の「ドンペリと銀座 九兵衛の会」で、家庭画報で20年以上ご活躍されているスタイリストの方と出会い、別荘のフラワーコーディネートを依頼する事になりました。

当協会のイベントをきっかけに、こういった交流やお仕事が生まれる事を喜ばしく思います。

私も、紹介者として一緒に行ってきました。
薪の暖炉が素晴らしかったです。
一度、暖炉に薪をくべてみたかったので、体験させて頂いた時の写真です。
パチパチと薪が燃える音に、心がゆったりしました。

2009.11.27 映画「THIS IS IT」鑑賞

この日は午前中に、日仏芸術文化協会サロンで、フランス語講座の講義を終わらせてから、マイケルジャクソンの映画「THIS IS IT」を観にでかけました。


本当は六本木か銀座の映画館で観ようと思ったのですが、全て満員でした。
でも、この日が最終日なので、めったに行かない歌舞伎町まで足を伸ばしました。おかげで座って観られました。


彼のリズム感、身体の動かし方、全世界から集められてオーディションを通過したダンサー達、音楽家達のステージを観ていると、映画館の狭い椅子の中でも思わず身体が動いてしまいました。

2009.11.26 ドイツ大使館訪問

ドイツ大使館での講演会に招かれて行ってきました。
今年で、ベルリンの壁崩壊から20年が経ちます。
東ベルリン出身の、元批評家・元国会議員のベラ・レングスフェルト氏のお話をお聞きしました。
ベルリンの壁崩壊を間近で体験された方です。
現在はベルリンで作家として活躍しており、東ベルリンで国家の犠牲になった人々の為にロビー活動をされています。














参加者が質問をする時間があったのですが、「フランス革命とベルリンの壁崩壊との違いは?」 という質問に対し、レングスフェルト氏が「ベルリンでは血が流れなかった」と答えていたのが印象的でした。

2009.11.25 ドンペリのテイスティング

この日は、青山でドンペリニヨンのテイスティングに行ってきました。
ドンペリニヨン2000、エノテーク1985、ドンペリニヨン・ロゼを味わってきました。









ドンペリニヨン醸造最高責任者、リシャール・ジェフロワ氏の説明は見事で、大変勉強になりました。








ドンペリニヨン醸造最高責任者
ジェフロワ氏とともに




それぞれの味の説明を聞いていると、まるで恋の話を聞かされているかのような錯覚を覚えます。
例えばロゼの説明においては、「口に含んだ瞬間、すり寄ってくるような感じがするが、しかしすぐ仲良しにはならない。神秘的なものが残されている。そして、ゆっくりと時間をかける事で高貴さが生まれてくる」など・・・。

2009.11.23 アンサンブル室町

東京芸術大学 准教授の、ローラン・テシュネ様とお会いしました。

日仏芸術文化協会開催の「ドンペリと銀座 九兵衛の会」でお会いした、ドンペリ大使グレゴワール・ポワトヴァン様のご紹介です。

テシュネ様は現在、「アンサンブル室町」というプロジェクトを手がけていらっしゃいます。

これは、日本の和楽器(琴、尺八、三味線etc.)と、フランスの古楽器(チェンバロ、バロックバイオリン、バロックチェロ、リュートetc.)を組み合わせて、新しい音楽表現を行なっていくという、とても興味深い試みです。

お話を伺ってみて、テシュネ様のお考えと、当協会の理念とに相通じるものがあると感じました。
日本とフランスの芸術文化の交流や、才能ある若いアーティストの育成は、お互いに大切にしている事です。
今後、なんらかの形で手を携えていければ・・・と考えております。

演奏の模様が、アンサンブル室町のブログでも見られますが、その内の一つを貼っておきます。



実は、この日より前に、東京芸術大学でのアンサンブル室町のコンサートに伺いました。
その際、とても嬉しい事がありました。

2006年に、当協会はフランスで、子供達によるお琴と尺八のコンサートを開催しました。
日本からは17名の子供が参加したのですが、その内の一人だった子がアンサンブル室町の受付にいたのです。
”谷口さん”と声をかけられました。驚いて顔を見ると、成長したあの子でした。
今は東京芸術大学の学生だそうです。今もお琴の演奏をされているとの事。
自分が今まで行なってきた活動が、実を結んだように思えて、とても嬉しい出来事でした。

2009.11.21 コンサートに行きました

ピアノ奏者の鈴木 美紗様と、チェロ奏者ジョアン・バックス様のデュオコンサートに行ってきました。
日仏芸術文化協会の会員でいらっしゃる鈴木様のお母様から誘って頂きました。
やはり、若い方の演奏を聞くのはいいです。
真摯さと情熱が伝わってきて、ベテランのアーティストとはまた違った魅力に溢れています。
今後も応援して行きたいと思います。

2009.11.15-16 京都(貴船、鞍馬)

京都にて、ロボット開発者で筑波大大学院教授の山海 嘉之様とお会いしました。

日仏芸術文化協会では、デザインの国フランスと技術大国日本のクリエイターの交流をはかり、同時に子供たちの創造性を育む事を目的として、2008年に日仏ロボットデザイン大賞を発足させています。

ですから、山海様のお話を大変興味深く聞かせて頂きました。

山海様は、車椅子で生活されている方の「自分の足で山登りをしてみたい」という望みを聞き、ロボットスーツ「HAL」を開発されたそうです。













人を思いやる、温かな目線で開発されたロボット。素晴らしいと思いました。


翌日は武藤 順九様とお会いしました。
彫刻、絵画、墨絵など、多彩な分野で作品を生み出されているアーティストです。






素晴らしい作品の一部が公式ホームページで見られます。



せっかく京都に行きましたので、お昼ご飯は閼伽井で頂きました。
とてもおいしかったです。

2009.11.12 ルクセンブルク大使館訪問

在日ルクセンブルク大使館での、 ピエール・フィリケ写真展のベルニサージュ(オープニングパーティ)に参加してきました。

写真展は2009年11月13日~2010年1月7日まで。
会場となるルクセンブルク大使館の最寄駅は市ケ谷です。
ご興味のある方はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。






ピエール・フィリケ公式ホームページ



このパーティではたくさんの方とお会いする事が出来ました。
外務省の方の他に、インド大使館の方などもいらしており、多様な国籍の方が集まる素敵なパーティでした。

以前、日仏芸術文化協会のサロンにて、インド舞踊を踊って下さったルクセンブルク大使夫人のラディカ・ジャ様とも久しぶりにお会い出来ました。










サロンでのインド舞踊



また、パーティのお料理を担当されたお店の、オーナーとお話しした所、当協会の監事と親交がある方でした。ご縁を感じました。
お店の名はLA PETITE EPICERIE JACQUELINE MORABITO(ラプティット エピスリー ジャクリーヌ モラビト)です。
東急東横線の学芸大学駅にお店があるそうです。
オリーブがとってもおいしくて、お勧めです。

2009年11月23日月曜日

2009.11.11 秋のサロンコンサート

さる11月11日、日仏芸術文化協会サロンにてコンサートを開催しました。
フランス国立トゥールーズキャピトル管弦楽団のトップソリストをお呼びしての、
クラリネット・チェロ・ピアノによるトリオコンサートです。











主催者として、コンサート開催直前は背筋の伸びるような緊張感を覚えます。
来て下さった皆様に感謝を込めてご挨拶。











とても珍しいことに、当日は雨でした。
(当協会が主催するイベントの日に、雨が降ったのは初めてかもしれません)
あいにくの天気ではありましたが、皆様、華やいだ装いでお越し下さいました。












演奏開始です。

クラリネット、チェロ、ピアノの奏でる素晴らしいハーモニー。
トップソリストとして活躍するアーティストと、
若く可能性に溢れたアーティストの共演。

演奏の合間に訪れる静寂に、雨の音が優しく調和します。

今回演奏して下さったアーティストは・・・

クラリネット:ダヴィッド ミネッティ (david minetti)
トリノ市ヴェルディコンセルヴァトワールを首席で卒業。1996年にフランス国立トゥールーズキャピトル管弦楽団のソリストの座を射止め、以来、数々の名指揮者と共演を重ね、そのキャリアを不動のものとしている。イタリアで磨かれ、フランスの南で仕上げられたその力強い歌心溢れる演奏は、人々を魅了してやまない。

ピアノ:直子 ルプランス
パリ在住。オーストリア、ザルツブルクのモーツアルテウム音楽院にピアノソロと室内楽のディプロムを1等賞で取得。フランス国立リヨン音楽高等学校にて、伴奏法を1等賞で取得。パリでの演奏活動を行いながら、私立エコールノルマル音楽院や、スコラカントルム音楽院、ヴェルサイユコンセルヴァトワールなどで試験伴奏を勤めている。

チェロ:堀内 詩織
桐朋学園大学音楽学部を卒業し、現在桐朋オーケストラアカデミー研修課程に在籍。2003年奨学金を得てアメリカ・アスペン音楽祭に参加。Y・ハナーニ氏に師事。2006年第7回ビバホールチェロコンクール第4位入賞。2008年にドヴォルザークのチェロ協奏曲を秋山俊樹指揮・ラスベート交響楽団と共演。レガーメ・カルテットのメンバーとして2009年にJTアートホールにてデビューコンサートを行った。











演奏終了後は、アーティストも交えてのカクテルパーティです。
外は秋冷えの一日でしたが、サロン内は熱気と笑い声に満ちていました。

コンサートの様子は、当日お越し頂いた
畑中由利江さま、地引由美さまのブログでもご覧頂けます。

2009年11月22日日曜日

2009.10.10 ドンペリと銀座 九兵衛の会

さる10月10日、日仏芸術文化協会の創立10周年を記念し、
協会サロンにて「ドンペリニヨンと銀座 九兵衛の会」を開催しました。
いつも協会を支えて下さる皆様をお招きしての会です。











ドン・ペリニヨン ヴィンテージ 2000と、銀座 九兵衛の職人さんが
その場で握って下さるお鮨。 最高のマリアージュでした。











秋らしい、素敵なテーブルセッティングをして下さったのは、
雑誌「家庭画報」のスタイリストとして活躍されている横瀬 多美保様です。

皆様のグラスに注いで下さったのは、ドンペリニヨンのブランド大使、
グレゴワール ポワトヴァン様。
ドンペリにまつわる興味深いお話をたくさん聞かせて頂きました。










ご参加された全員について、私から皆様にご紹介させて頂きました。
深い感謝の気持ちから、ついつい紹介が長くなってしまいましたが、
これをきっかけに交流を深めて頂ければ幸いです。

はじめに


私ども日仏芸術文化協会は、1998年より日本とフランスとの芸術文化交流活動を行って参りました。
発足10周年となる2008年8月には、その経緯を認められ国の認定を得ております。




<当協会の理念>


当協会は、世界共通の言語である芸術を通じ、自国や他国の文化を愛し、大切にする心を育んでいく事を理念としております。
芸術に触れる機会を共有し、分かち合い、皆さまと手を携えて社会へ貢献して行きたいと思っております。

<当協会の活動方針>

◆子供達や会員様に、質の高い芸術と接する場を提供し、豊かな感性や鋭い美的感覚を育んで頂く。
◆日仏、諸外国の才能ある若手アーティストの支援・育成を行う。
◆芸術家と子供達・会員同士といった交流の場を持ち、様々な友人の輪を広げて頂く。









本ブログでは、上記のような、私どもの活動をご紹介していきます。