第三回日仏ロボットデザイン大賞を開催することになりました。
今回はまず、この「日仏ロボットデザイン大賞」を推進してくれる
担当者をご紹介させていただきます。
野村知美さんです。
現在慶應義塾大学大学院理工学研究科、総合デザイン工学専攻。
フランス政府給費留学生として2年間
エコールサントラルパリ(非常に優秀なグランズエコールのひとつ)
で学び今年の9月16日に帰国しました。
今後は、大学院で生命医工学の研究に進みます。
それと同時に当協会の日仏ロボットデザイン大賞の推進役を務めます。
パリの美術館のスタージュ(学生アルバイト)をしていました。
ひょんなことから、彼女が理工科分野であることを知ります。
芸術と科学の両方に関心のある人だということに心打たれました。
そして、パリと東京間でメールを始めました。
私は協会のパリ特派員として適切ではないかと思い打診しました。
残念ながら、この9月に留学を終え帰国するということでした。
しかし彼女はその手伝いを日本ではできないものかと尋ねてきました。
協会はこのロボットデザイン大賞のフランス人応募者がなかなか集められないので
東京にいても彼女がフランス人の学生やそのまた知り合いに
ロボットに関心のある人がいればできますと答えました。
それと同時に私はためらっていました。
学業に差し支えないかということと、協会はわずかなお金しか出せないので
うちで働いてみませんか?とは、自分からは言い出せませんでした。
すると私の心境をまるで知ってるかのように
以下のような返信がありました。
「お手伝いできることがすでに嬉しいので、お金のことは全く気にしていません
どうぞ気をつかわないでください。私は将来博士課程に進みます。
社会人の方より勉強はあるものの、自由の身です。
自分のやりがいになるであろうことは、積極的にしていきたいと思っています。
ぜひ、ロボットデザイン大賞の諸活動を谷口様と共に行っていきたいです。
きっと人生の素晴らしい経験になっていくと思います」
今の20代の人は総体的に立派だなと思いました。
多くの大人はまず損得から物事を考えることが多いですが
若い人は自分の情熱や、自分の想いを行動基準にしている素晴らしさがあります。
こんな若い人たちと社会貢献ができているのは大きな喜びです。
第一回の授賞式の様子 フランス人と日本人の子供たち
2012年9月24日月曜日
2012年9月18日火曜日
芸術の秋、第一弾。CHANELからのINVITATION
リシャール・コラスさんと久しぶりにお会い出来ました。
よくいらしてくれましたと、大変な笑顔で迎えられました。
なんと包帯をしているではありませんか!
それはアメリカでいい年なのに、20代の気持ちで
遊んでいたら、怪我をしてしまったそうです。
お話がとても楽しく、ユーモアがあります。
例えば、あいさつでリシャール・コラスさんと
よくいらしてくれましたと、大変な笑顔で迎えられました。
なんと包帯をしているではありませんか!
それはアメリカでいい年なのに、20代の気持ちで
遊んでいたら、怪我をしてしまったそうです。
お話がとても楽しく、ユーモアがあります。
例えば、あいさつでリシャール・コラスさんと
画家のベルナール・ジョナーさんの関係を話し始めました。
「僕とベルナールは親の関係で、幼い時モロッコに住んでいました。
僕は小学生で、彼は学生で仲良しでした。
2人ともラクダに乗って学校に通っていました」
私はモロッコでは学校に行く時はラクダに乗るんだと思いました。
その瞬間
僕は小学生で、彼は学生で仲良しでした。
2人ともラクダに乗って学校に通っていました」
私はモロッコでは学校に行く時はラクダに乗るんだと思いました。
その瞬間
「これは冗談」
とおっしゃいました。