25ansや、家庭画報からフランスや美術関係のセミナー及び寄稿を依頼されます。
その原稿を書くためにカフェをよく使います。
私は翌日の「プライベートランチ」の挨拶文を考えるため夕方、駅前のカフェに入りました。
そこでは、誠実そうな若い男の人が注文を取りに来ました。
「コーヒーを頼みます。」少し長くいるので、夕食前でしたがチーズケーキも頼みました。
翌日の原稿を書き終えます。
レジで支払いを済ませました。
お財布におつりをしまい、バックに入れます。
出口の方を見ると、先ほどの青年がドアを開けてくれています。
『ここのカフェはお茶とケーキだけでもドアも開けてくれるんだ』と思いました。
そして、ありがとうと言って外へ出るや否や、その青年が話しかけてきました。
「もしかしたら、中根公園の前に住んでいる方ではありませんか?」
「はい、そうですが」と私。
「僕は小学生の時、あのうちのサロンコンサートに先生に連れられて、
参加させていただきました。今もそのときの夢のような楽しさが心に残っています。
一言お礼が言いたくて・・・僕は今ここで働き始めました。またいらしてください」
「それはそれは」と私。
「ええ、また来ます」と言うのが精一杯でした。
3月20日過ぎても今年はまだ寒い。
左手で襟元をあわせ押さえながら暗くなった道を歩きます。
心がなんだかあたたかくなっている。
胸が熱くなっている。
あぁ、よかった。ほんとによかった。
私もお礼を言わなくては
「サロンコンサートが出来ているのも協会の会員様のおかげですもの」
「ありがとう」
2012年3月26日月曜日
2012年3月5日月曜日
絵が2枚動いた。
先週、画家からうれしい報告がありました。
約一ヶ月前、大切な友人に、私が気に入っている画家の個展に連れて行ってあげました。
すると、そのあと、ご主人様とも見に行ったらしく、
2点求めてくれたと、画家からたいへんな感謝の言葉が送られてきました。
一方で、友人も素晴らしいアーティスティックな財産が増えたことを喜んでいます。
後日、友人に何が決め手だったのかと聞いたところ
「恵津子さんが1枚の絵を中心にインテリアを考えると
センスが良く素敵よ、と言いてくれたから」
と返ってきました。
私は、芸術家をサポートすることの大切さ、
それも同じ時代を生きているアーティストを。
それが、100年後ぐらいに芸術となってつがれていくからです。
もちろん、名もなくなってしまう場合もありますが。
そういうわけで、雪がふっても、こころは春のようです。
うちの紅梅も真っ白い雪のなか、とてもきれいに咲いています。
本日3月5日から、17日まで、銀座ギャラリーカノンで
河口聖氏の個展が開催されています。
期間 3月5日(月)~17日(土)12時~20時(最終日17時まで)
日曜休館
場所 中央区銀座6-6-9ソワレドビル2階
(並木通り英國屋隣)
http://www.gallerykanon.com/
左から
渡部誉紫子さん(慶応大学理事夫人)、河口聖氏、私
約一ヶ月前、大切な友人に、私が気に入っている画家の個展に連れて行ってあげました。
すると、そのあと、ご主人様とも見に行ったらしく、
2点求めてくれたと、画家からたいへんな感謝の言葉が送られてきました。
一方で、友人も素晴らしいアーティスティックな財産が増えたことを喜んでいます。
後日、友人に何が決め手だったのかと聞いたところ
「恵津子さんが1枚の絵を中心にインテリアを考えると
センスが良く素敵よ、と言いてくれたから」
と返ってきました。
私は、芸術家をサポートすることの大切さ、
それも同じ時代を生きているアーティストを。
それが、100年後ぐらいに芸術となってつがれていくからです。
もちろん、名もなくなってしまう場合もありますが。
そういうわけで、雪がふっても、こころは春のようです。
うちの紅梅も真っ白い雪のなか、とてもきれいに咲いています。
本日3月5日から、17日まで、銀座ギャラリーカノンで
河口聖氏の個展が開催されています。
期間 3月5日(月)~17日(土)12時~20時(最終日17時まで)
日曜休館
場所 中央区銀座6-6-9ソワレドビル2階
(並木通り英國屋隣)
http://www.gallerykanon.com/
左から
渡部誉紫子さん(慶応大学理事夫人)、河口聖氏、私